剣技の方はなかなかのものだ。
一昔前のキャリアなら斬られていてもおかしくない腕だ。
だが、彼女はルーメンとテネブライで腕を上げて行った。
死線を何度もくぐり抜け、実力は驚くほど跳ね上がっている。
「バスターソード」
セセントは新たなる剣を呼び出す。
どうやら無数の剣を扱う事が出来るらしい。
先に持っていたホーリーソードと合わせて二刀流の剣術でキャリアに怒濤の如く連撃を繰り返す。
だが、全然、当たらない。
戦いの途中でもキャリアは更なるスキルアップを果たし、見切りという点では戦う前とはまるで違う実力を身につけた。
「くっ、この……」
「ごめんね、あなた、もう敵じゃ無くなったわ」
「がっ……」
非常の一撃がセセントの腹部を貫く。