ブリジットは仕方なく、一定の距離を保ちつつ導造達を追うことにした。
幸い、導造や朱理には気付かれていないようだ。
ただ、謎の女性、ヘスティアは気付いていて気付いていないふりをしているようだった。
その証拠に彼女はブリジットと一瞬目を合わせたからだ。
まるで、あなたも来るならどうぞと言わんばかりの態度だった。
ブリジットは燃えた。
人の裏をかくことにかけて負ける訳にはいかない…
策略は自分の得意分野…
何処の馬の骨とも解らないような女にいつまでも好きなようにはさせるつもりはない。
(見てなさい…かもねぎ君共々、出し抜いてやるから…)
女狐ガールとしてのプライドがブリジットを熱くさせた。
巻き込まれる導造はたまったものではないのだが…