ゲシッ
「おわっ!!」
「邪魔よ、さっさと降りなさい」
 吟侍はソナタに蹴り落とされた。
「何すんだよ、おそなちゃん」
「あんたがもたもたしてるからよ!さっさと支度なさい」
「おそなちゃんなんか宇宙服着たままじゃねーか」
「何か言った?」
「いえ、何にも…荒れてるなぁ」
 吟侍はそうつぶやく。
 彼にはそう言ったが、ソナタの気持ちは逆だった。
 吟侍と一緒に冒険が出来る。
  ソナタはそれが、嬉しくて仕方ないのだった。
 蹴ったのは照れ隠し。