だから、このアクアにも当時、攫われた子供がいるはずなのだ。
「姫さん、これからどうすんだよ?」
 ユリシーズはカノンに指示を仰いだ。
「そうね…まずは、この星の事を知らないとね。まずは近くを探索しましょう。私の方針は対話と交渉。話せばきっと解ってくれるわ。頑張りましょう」
「俺は反対だ。口で言ってもわからねぇ野郎は世の中には腐るほどいる。先手必勝だ!とにかく、ぶちのめして優位に立つ。口を開くのはそれからだ」
「それじゃ、脅迫だよ。ダメダメ、まずは話あわないと…」
「それだよ、それ、その馬鹿げた考えを止めさせるために俺はあんたについて来たんだ。そんなんじゃ命がいくつあっても足りやしねぇ」