双子という事もあって一緒にいることが多かったソナタとカノン。
 次期、国主を決めるライバルでもあるカノンの事はいつか出し抜いてやろうと思っていた相手でもある。
 カノンについても気持ちは自分とそれほど差は無かったと思う。
 だが、吟侍と出会ってカノンは大きく変わった。
 どこか、気持ちがまっすぐになった。
 そして、人々から好かれ始め、いつしか立場を王位継承権を2位にまで引き上げるにまで至った。
 同じ立場、いや、むしろ、自分の影に隠れていたような妹がそこまで変わったのは吟侍のお陰だとソナタは思っていた。