「お前は敵と思えば何にでも牙をむくだろう…。だが、あくまでも目的は人命救助じゃ。お前達の友を助ける事が第一優先じゃ。敵を倒すことではない!」
「敵をぶっ倒して助けりゃ、同じじゃねぇか…」
 クサナギ・タケルがつぶやく。
 彼もカノンチームだ。
「同じではない。今のお前達でも敵わない敵はごまんといる。そういう敵と相対したら戦わずに逃げろ。なりふりかまわずな」
「んな真似ができっかよ!」
「やるんじゃ。つまらんプライドで命を粗末にするな!」
「敵に背を向けるくれぇならくたばった方がマシなんだよ」
「…その時の周りのお前への評価はくだらんプライドのために仲間の命を危険にさらした愚か者という事になるぞ!決して、勇敢に戦った者とは評価されん!」
「戦うかどうかは俺の勝手だろうが!」