血はつながっていないが本当の親子だった。
 心の底の方ではしっかり頑丈な鎖でつながっているのだ。
「オホン、みんな、心して聞いて欲しい。明日、お前達が行くのは遊びじゃない。だから、一つの判断ミスは命にも関わることになる」
「んなこたぁわかってんだよ、くそじじい!」
 ユリシーズが悪態をつく。
「わかってないだろうから話すんじゃ。特にユリシーズ、お前がな!」
「うるせぇ!」