3 クアンスティータ・リステミュウム

 クアンスティータ・リステミュウム…敵の名だ。
 七つの本体を持つとされている複合多重生命体である化獣でもある。
 リステミュウムはその内、五番目に誕生したクアンスティータだった。
 先に誕生した四つのクアンスティータも恐ろしい力を持っていたが、リステミュウムは更に輪をかけてあまりにも強大な力を持っていた。
 他の四つのクアンスティータですら霞む程のパワーだった。
 信じられない事だが、そのリステミュウムをも上回る本体がまだ、二つもあるという。
 その事が更なる絶望感を与えていた。
 神話の時代からクアンスティータだけは誕生させるなと言われて来たが、テソロ達はその意味を嫌と言う程、思い知っていた。

続く。