「そうだね~まずは、お散歩かな?吟ちゃんと私が育った町を一回りするの。後は任せるよ。ちゃんとエスコートしてね」
「お、おう、任せろ!今、本買って調べるから…」
「ぶぅ~っ、吟ちゃんが考えてよね!」
「え?おいらが?」
「そうだよ、エスコートってそういうことでしょ」
「わ、わかった」
「吟ちゃんらしい、変なデートコースにしてね!」
「ま、任せとけ!」
 吟侍とカノン…二人は付き合っていたが、まる一日、二人っきりで何かをするというのはこれが初めてだった。