「おっさん、誰だよ?」
『…誰でも良い…とにかく、あの女の子に渡せ、これは彼女のものだ…』
セント・クロスの子供に怪しいコートの男がハンカチを手渡した。
今の季節は夏…なのにコートは怪しすぎた。
渡された子供は不審の目で男を見たが、カノンに関われるのならと引き受けてしまった。
「…わかったよ、渡せばいいんだろ…」
『そうだ…渡せ…』
コートの男はほくそ笑むとそのまま姿を消した。
「おっさん、誰だよ?」
『…誰でも良い…とにかく、あの女の子に渡せ、これは彼女のものだ…』
セント・クロスの子供に怪しいコートの男がハンカチを手渡した。
今の季節は夏…なのにコートは怪しすぎた。
渡された子供は不審の目で男を見たが、カノンに関われるのならと引き受けてしまった。
「…わかったよ、渡せばいいんだろ…」
『そうだ…渡せ…』
コートの男はほくそ笑むとそのまま姿を消した。