今や、彼女にとって、吟侍の住む下町は護衛無しでも歩ける程、安全な場所と化していた。

 ちなみに攫おうとした男達をカノンはデコピンをしただけで、解きはなっていた。

 全員では無いが、その内、一人は改心して下町の八百屋で下働きとして今も働いている。

 癒しの女神御であるセラピアの持つ癒しの力に触れたためだ。