ただ、自分が人々を幸せにしたい。幸せにしてみせるんだと思うようになっていった。

 気付いた頃には名実共に優れた女王候補と言われるようになっていった。

 だから、今の自分があるのは全部、吟侍のおかげ。
 カノンはそう思っていた。