カノンは幼い頃から多くの発明をし、また、歌姫として活躍し、それを全額、貧しい地域に寄付に回していることから、継承権は第二位という立場となっていた。
功績としてはシンフォニアよりカノンの方が上回っているのだが、カノンは王国の生態チェックにより、女神御セラピアの化身、転生した生まれ変わりであるという事が解っていた。
彼女に地球風に言えば、後光に当たるオメガライトが確認されたためだ。
そのため、発明と美声は女神御セラピアの力という事で、評価から差し引かれている。
メロディアス王家では、女神御の生まれ変わりであろうと亜空魔(あくま)の生まれ変わりであろうと、王位継承権はあくまでも人間として評価される。
続く。