2 日常

「おしりぺろんちょ」
「何すんだよ、吟兄(ぎんにい)!」
「ははは、導(どう)ちゃんは隙だらけだなぁ」
「僕にもおしりぺろんちょさせろ」
「じゃあ、捕まえてみな~」
「待てぇ~」
「ははは!こっちだよ~」
「逃げるなぁ~」
 吟侍は義弟の導造(どうぞう)とふざけて遊んでいる。
 おしりぺろんちょとは吟侍が勝手に命名しただけのおしりをなでるという動作だ。
 ここは孤児院、セント・クロス。