『あの、どういう…』
『クアンスティータちゃんの力を求める僕と、クアンスティータちゃんを超えようと思っているルフォス君…彼女はどちらに気を許すと思う?』
『それは、もちろん、ティアグラ様です。クアンスティータに悪意を持って近づくルフォスなんぞが…』
『…僕は違うと思うよ…悪意というのならそれはむしろ僕の方…純粋に勝ちたいと思っているルフォス君の方を彼女は信用すると思うよ。僕の下心なんて簡単に見抜くからね、彼女は…』
『そう…なんでしょうか…』
『だから、僕はルフォス君というフィルターを通して彼女と接しようと思っているんだよ。少なくとも、今、消えてもらう訳にはいかないんだよ』
『ですが、認めたくは有りませんが、奴はティアグラ様に手傷を負わせた力を持っています…野放しにしておくのは危険かと…』