5 ティアグラの世界にて…最深淵について…
一方、自分の世界に戻ったティアグラは数少なくなった配下、その内、4体の怪物に迎えられていた。
ティアグラの世界の各地の支配を任されたいわゆるボスキャラというやつである。
ボスキャラの一体、リオン・マルクが口を開く
『ティアグラ様、お帰りなさいませ。どうでしたか?』
『そうだねぇ…まだ、全然、お話にならないくらいレベルが低かったかな…』
ティアグラは吟侍の事をそう評価した。
彼のライバルとしては全くの力不足という所だった。
『ティアグラの旦那ぁ…何故、スパッとやっちまわないんですかぃ?』
そう質問するのはレザール・マルク。トカゲ面の見るからにガラの悪そうなボスだった。
『レザール、我々はティアグラ様に黙って従えば良い…本来なら、我々ごときが口をきけるようなお方ではないんだぞ。口を挟むな』