吟侍は数字には強い方だが、それでも、単位があまりにも大きすぎて何を言っているのかさっぱり解らなかった。

 ルフォスがクアンスティータの話をする時はいつも天文学的過ぎる数値を言うので吟侍にはついて行けないのだ。

 ルフォスの話に寄れば、クアンスティータは生まれてもいないという…

 生まれてもいないものを恐れてどうするんだというのが、吟侍の素直な感想だった。

 最も、ルフォスの方もクアンスティータの力をかなり見誤っていたが…

続く。