「いや、何か動いたような……」
「気のせいだろう」
「そうかもな」
「それよりもどうする?」
「ウィルヘルムか……?」
「そうだ。あいつの行動は目に余る」
「そうだ。あいつはまた、俺達の仲間を殺した」
「もう、許せん」
「いい気になっている」
「ひねり潰してやろう」
「そうだそうだ」
 なにやら、物騒な相談をしているようだが、どうやら、ウィルヘルムの仲間という訳ではないらしい。