すると、巨人達は、カビの生えた土地に立ち止まり、そして、カビをなめ回す。
 どうやら、このカビは巨人達の食料となっているようだ。
 よく見ると、耳が長い。
 エルフの要素も持っているかも知れない。
 巨人達は、その場で談笑する。
 声が響き渡る。
 黙って聞いていると鼓膜が破れそうだ。
 俺はたまらず、その場を離れる。
 それが見つかったのか、
「おい……」
 と巨人の一人が言った。
 別の巨人が、
「どうした?」
 と聞く。