人間に例えれば、スマートだったボディーに筋肉や脂肪を次々と増やしている感じだ。
すでに、この神話には長い時をかけて、把握しきれない程の神話が塗り重ねられている。
手がつけられなくなる程の巨大な勢力になる前に何とかした方が良いだろう。
俺は、ウィルヘルムの惑星の辺境に降り立った。
そこから、奴の住む場所までの距離は、およそ、数千キロは離れている。
少々離れすぎだ。
だが、それには狙いがある。
この星は神話の加工場でもある。
つまり、星の至る所に、その爪痕が残っているはずだ。
俺は、ウィルヘルムにたどり着く前に、エヴェリーナ神話の事を少しでも理解しておこうと考えた。
途中で利用できる物は再加工して、俺の所持品として使わせて貰おうと考えている。
俺は茂みに隠れながら、進んだ。