今度もまた静かな森だ。
今度は霧が立ちこめる。
もわっと俺の視界を遮って行く。
だが、この程度の霧に狼狽える俺じゃない。
突破する方法はいくつも知っている。
俺は、その中の一つ、天空視界法を用いる事にした。
これは、視界を上空に持っていく方法だ。
森の中に視点を持っていっては迷うのも無理はない。
だが、上空に視点を持って行けば、目指す目標を見失う事はない。
それ以外にも方法はあるが、とりあえずは、これだけで十分だろう。
俺は、方向を見誤らないように進んでいった。
やがて、目的の屋敷にたどり着いた。
たどり着いてみるとこの屋敷は思っていたよりも小さかった。
遠目に見ている時はかなり大きな屋敷だと思っていたが、近くで見ると拍子抜けするくらい小さかったので少々ビックリした。
続く。