エヴェリーナの方がいくらか手がかりもあったし、探しやすかったからだ。
 探しやすいと言っても、長い間、伝説が残っていれば、偽者の数も多くなってくる。
 有名なものに乗っかろうという考えの持ち主はどの時代、どのような状況でも色々と出てくるものだ。
 俺は、消去法で、あり得ない者から候補から排除していき、次第に、本物のエヴェリーナらしい人物が居るとされている場所をつきとめていた。
 俺が見つけた場所は、宇宙マップにも載っていない辺境中の辺境の森の中にたたずむ洋館だった。
 そこは幽霊屋敷と呼ばれ、近づく者はあまり居ないのだが、たまに好奇心で、そこを訪れる者が現れ、二度と帰ってこないという。
 捜索に出た捜索隊まで帰って来ないので、何時しか、人々は近づいてはならないヤバイ所として認識されていた。
 これは人間に限ったことではない。