「どっちにしろ選択の余地は無いって事か?」
「はい。残念ながら……それと、写本で良ろしいのでしたら、第三雲界にすむ神仙が【化獣の絵本】を持っています。彼は気の良い神ですので、話相手になって下されば、見せてもらえると思いますよ」
「【化獣の絵本】か……」
「それに地球での力はセカンド・アースでは半減以下になります。スカイハイ神話でセカンド・アース用に力の整理をされてはいかがですか?それに……」
「それに……何?」
「あなたは口調が九千年生きてきたにしては幼いと思いませんか?」
「どういう事だ?」
「あなたは二十代くらいの男性くらいの物の考え方になっているという事ですよ。すでに、長年の経験を奪われています」
「誰に?」
「インモータリティー神話の悪魔神、デスハデスです」
「そんな奴に狙われる理由が全く思いつかないんだが?」
「あなたには無くても向こうにはあるのです。インモータリティー神話とは不死の神話です。存在する者の大半が不老不死です」