「お前の様な、下等な生き物が口にして良いお方ではない」
 謎の声は俺達を拒絶する。
「お父さん、この声は?」
「黙っていてくれ。今、探している。クラシック、解るか?」
「イイエ、マスター、ワカリマセン。デスガ、キケンデス」
「危険?神話の数値はいくつになっている?」
「ワカリマセン。ソクテイフノウデス。スウチハ10.000ヲ、ハルカニコエマス」
「本当か、それは?そいつは凄い。」
 俺が釣り人なら大物がかかった気分だろう。
「クラシックさん、それは【ファーブラ・フィクタ】神話で間違いないんですね」
「ギャロップサマ、ソレハチガイマス。ソレハ【ファーブラ・フィクタ】シンワトハ、ベツノナニカデスガ、オオキク、ソクテイカノウハンイヲコエタ、チカラヲヒメテイマス。ワレワレデハ、ドウシヨウモアリマセン。ニゲテクダサイ」
 そのクラシックの言葉を聞いた時、俺はギャロップを連れて咄嗟にその場から逃げ去った。
 危険を感じたからだ。