「【クアースリータ】でしたっけ?そいつを探しに行くんでしょ?お供しますよ」
「……【クアースリータ】は間違った伝承の可能性がある。有力なのは【クアンスティータ】の方だ。それにお前を連れて行くと言った覚えはない。正直、足手まといだ。帰ってくれ、頼むから」
「クラシックさんとの交際を認めて下さるんならすぐにでも帰りますよ」
「だから、クラシックは戦闘用だと言っているだろう」
「僕の愛妻となるべく生まれた女性です」
「しゃべれもしないホムンクルス相手にどうやって交際するつもりだ?」
「愛があれば、問題無しです、お父さん」
「お父さんはやめろ」
「では、お父様」
「そういう意味で言ったんじゃない」
「足手まといにはなりませんから」
「既になっているんだよ」
「それは、気付きませんで。ごめんなさい。頑張ります」
「はぁ……」
 俺はため息をついた。