決して相容れない存在なのかも知れない。
 自分はシリスと一緒にいるべきではないのかも知れない。
 だが、自分以外の者と共に居れば恐らく、彼女は他の魔女神に殺されるだろう。
 そんな気がした。
 彼女は死なせるべきではない。
 だから離れられないが、シリスと居るといつも激しく感情を揺さぶられる。
 復讐を誓っている自分の心がかき乱される。
「あたいはダーリンの事、ちゃんと見ているよ」
 シリスは優しく微笑む。
 そんな彼女を見ているといたたまれなくなる。
 とっととアエリスを倒して、自分は彼女の前から居なくなろう。
 そう思うリグレットだった。