特殊な魔女神三名を除けばこれが現在までに残っている魔女神となる。
この中で、シリスは勝ち上がって行かなければならないのだ。
土地は中位以上の魔女神が所有していて、下位魔女神は中位以上の魔女神の土地の中で暮らしているという事になる。
そのため、下位魔女神達は中位以上の魔女神の目を気にして動かねばならないという現実があった。
シリスも当然、中位以上の魔女神を気にして動かねばならない。
下手に刺激するという事は実力でずっと上回る中位以降の魔女神を敵に回さねばならない状況にもなりかねないのだ。
彼女の魔女神としての力は最弱と言って良かった。
他の下位魔女神にとっては労せず、力をアップさせるための格好の獲物に他ならない狙われやすい立場という事になる。
彼女の存在を知れば、他の下位魔女神達はこぞって彼女を狙うだろう。
対して、彼女の眷属は偶然、契約を結んだ、リグレットただ一人のみ。