だが、面と向かってそれを指摘されるとムッとくる。
言葉を返せない自分にも腹が立つ。
その理不尽な憂さを晴らすために、リグレットはひたすら敵を求めた。
滅茶苦茶に暴れればスッキリする。
そう考えたからだ。
その対象がとりあえず、動きを見せた茶色の魔女神マリスとなった。
ただ、それだけだった。
「ふてくされても仕方ないだろ。とりあえず、目の前のトラブルを一つ一つ解決していけよ。コツコツやっていけば、その内、道も開けてくるさ。まずは、マリスだ。マリスの大まかな戦力を教えてやるから、後はお前さんが考えて対処しろ」
大人として、カルロスがリグレットに道を示す。
リグレットは不機嫌な顔をしながらもそれに従った。