彼女は大粒の涙を流し、
「せ、先生ぇ~……じゃなかった、監督ぅ~勝った。勝ったよぉ~」
 と言ってきた。
 私の事を先生と言ってしまったのは動揺していたというのもあるだろう。
 よっぽど嬉しかったのだろう。
 チーム全員で喜んだ。
 獣馬君は、
「諷太のアホがやらかした時はヒヤヒヤしたけど、よくやった、みら」
 と言った。