「そうだね。聞いたこと無かったんだね。これから私が一から、いえ、ゼロから教えてあげる。君達は絶対凄い選手になれる。私はそう信じている」
 正直に言えば、私に自信がある訳じゃなかった。
 ただ、あの涼一君も同じく探していた存在だった。
 それが私のかりそめの自信だった。
 元々持っている才能は同じであろう4人。
 それをどう育てていくか。
 それによって、私と涼一君の監督としての真価が問われることになる。
 それに、私が探している才能は7つ。
 獣馬君と揺花ちゃんだけじゃない。
 他に5人。
 少なくとも後、3人は探さないと勝ち上がって地球代表選手になることさえできない。
 仮になれたとしても宇宙戦大会の予選大会での優勝が絶対必須。
 優勝できたとしても十八番の大会では十八番大会への参加が認められるだけだろう。

続く。