「ごめんね。でも生きて居れば必ずきっとまた、逢えるから……」
「勝手な事言うな。揺花と聖良はずっと一緒だったんだ。双子の姉妹が離ればなれになる事がどんなに辛いか解るのかよ」
「ふ、双子だったの?そう言えばよく似ていたなぁと……そう、本当にごめんね。私達勝手な事しちゃったね」
「責任取れよ」
「責任?」
「そうだよ。あんたと居れば、いつかあのおっさんの所にたどり着くんだろ?」
「そうだね。頑張って勝ち上がって行けば必ず、恭起君と聖良ちゃんにも逢えるよ」
「恭起の奴もぶん殴ってやる。あいつ勝手な事、言いやがって」
「私はね、獣馬君、君達をスカウトに来たの。涼一君――あのおじさんも同じ。ちょっと行き違いがあって離れちゃったけど、君達の舞台で勝ち上がっていけば、必ず再会出来るよ。私と一緒に頑張っていこう」
「何を頑張るんだよ?」
「夢命戦、それが君達を最高に輝かせる舞台だよ」
「ゆめいくさ?聞いた事ないぞ」