「りょ、涼一君……」
「……久しぶり、温子。元気だったか?」
「ど、どうして、ここに?」
「ここに描かれているものを見てもわからないのか?」
「引き抜きに来たの?」
「そうだ。この4人は見所がある。上手く育てれば、必ず、俺を超える選手になれる」
 涼一君も同じ人材を見つけていた。
 私は偶然。
 彼は必然として。
 それで、私の中の何かがこの機会を逃してはならないと告げていた。
 咄嗟に思いも寄らない言葉が口を出た。