地球での有名な大会はあらかた見て回ったけど、やはり、これだと思える子は既に、Aランクチームが目をつけているし、私は途方に暮れていた。
 途中から、涼一君の言っていた言葉を思い出した。
 彼は常に言っていた。
 本当に追い求めている答えは教科書には載っていない。
 誰も見つけていない場所にひっそりと隠れ潜んでいるものだと――
 だから、今はDランクチームの大会も見て回る事にしていた。
 だけど、どうやら間違えて、通称、Eランクの町に来ていたようだ。

続く。