それも今までは最後の最後に涼一君が出て5人抜きして勝ち上がって来たそれまでの試合と違い、レギュラー5人が出場してストレート負け、逆に5人抜きされての無様な敗北だった。
涼一君は全く負けていなかったので、もし彼が出ていたら、もっと上の成績も夢では無かっただろうと私は思っている。
彼の考えた【なれの果て】というキャラクターは本当に強かったからだ。
とは言え、宇宙戦でのベスト128とは驚く程の好成績。
地球では英雄扱いを受けた。
地球での放送が無かったのを良いことに手柄は全部、レギュラー5人に持って行かれたが。
涼一君と私はあくまでもリザーバーでしかなかった。
そこまで徹底的に差別されたら涼一君が怒るのも無理はなかった。
彼は地球を飛びだして、宇宙へと旅立っていった。
続く。