俺は恐怖した。
 好きで好きでどうしようも無い相手に対して俺は恐怖を覚えていた。

 逃げたらその場でやられる。
 そう思うと逃げる事も出来なかった。
 構えを取り、間合いを取りながら後ずさりをする事しか出来なかった。