「あの……」
お、早速、挑戦者か?
「良いよ」
俺は即答した。
「本当ですか。やったぁ~じゃあ、あっちで写すって事で」
「写すって?」
「だから、あなたをですよ。ファンになっちゃいました。後でサイン下さい」
「何を言って?」
「前屈みになってもらっていいですか?」
「さっきから何を言ってるんだ?戦うんじゃないのか?」
「貴方と戦うなんてそんな勿体ない事出来ませんよ。貴方は最高のビーナスだ」
「ちょっと待て、そんなの聞いてな……」
「僕だけじゃありませんよ。ほら、あなたを撮りたい人はそこにもたくさんいるみたいですよ」