一 登録
「――以上でノンヘリカルイメージスキャンを終了します。それではキャラクター登録をおこないます。よろしいですか?」
「あぁ、良いよ」
俺は、【夢命戦】に参戦するために、CTスキャンの様な装置で頭の中のイメージを探られた。
俺から夢を取り出すのに必要な作業だからだ。
「あなたが現在、夢として認識されているものは三つです。お笑い芸人になりたいという夢、ご自身の理想像、理想の異性像の三つです。この中からキャラクター化して欲しい夢をお選び下さい」
「じゃあ、お笑い芸人になる夢で」
「後戻りは出来ませんが宜しいですね」
「あぁ、良いよ、やってくれ」
「キャラクター化を開始します」
オペレーターの案内に従い、俺は自分の夢のキャラクター化の作業を行っている。