一日は言葉の一つ一つを噛みしめる様にゆっくりと丁寧に話した。
 と言っても未来の世界においては既に故人となっている。
 生前に残した言葉に過ぎないので、一方的に話すという事になる。
 だけど、一日にとってそれは問題ではない。
 何にしろ、彼方に自分自身の言葉を残せるのだから。