家庭科室に集まった四人にエプロンをした彼方が待ちかまえていた。
「三時はおやつって相場が決まってるだろ。だから、クッキー焼いて見たんだ。試食してみてくれないかな?」
 彼方は少しはにかんで笑って見せる。
 仲良く一緒に遊んだ後はみんなで楽しくおやつを食べる。
 そうすれば、本当の意味で友達になれるだろう。
「クッキー?」
 首をかしげる真昼に
「友達になろう、真昼」
 と彼方は口にした。