心の底からお互いを信じ合っているというレベルではない。
 真は女性として、心の成長も見込めるようにこのようにプログラムしていたのだ。
 成長は人として生きていくのに大事な要素。
 初めから完成されている状態なら、それは生命として、終わっているということでもある。
 一日の願いはそんな事ではない。
 彼方と一緒に辛いことも楽しいことも共有して、共に成長していくと言うことでもある。
 一日がVRPとして成長するには4人必要だった。
 だから、初めからVRPが生み出されたのだ。
 足りない部分をお互い補い合って成長していける様に。
 それでも足りない部分は彼方が――、友達が――、未来の真達が補ってくれる。
 それが、解っていたからこそ、一日は安らかな永眠についたのだ。