「真昼には恋を知る前の子供の自由な発想力が詰まっている。言ってみれば真っ白なキャンバスのようなものだ。これから何色にも染まるし、どんな行動を取ってもおかしくない。人目を気にせず、何でもするだろうな。子供に言って聞かせるのは大人の役目。それが、真昼の場合は夕愛、奈朝、唯夜って事になる」
「えぇ、私達が?」
「どうやって、アレを?」
「ボクは自信ない」
不安を口にする三人。
「お前達の潜在スペックは真昼を制御出来るようにしてある筈だ。つまり、まだ、実力を発揮していないって事だ」
真はそう断言する。
そう、今はまだ、お互いいがみ合っているような間柄だ。
本来の力を出せるような状態ではない。