唯夜が前に出る。
「何だよ、あんた?新入りか?あんたも姉ちゃんになんとなく……くかぁ……」
言い終わらない内に真が眠りについた。
異次元特産の眠りガスは真を深い眠りに誘ったのだ。
「任務完了。さあ、彼方君。あ、でも、これはボクの手柄なのでよろしく」
「私だって睡眠薬くらい持ってこれるもん」
「そうだ、そうだ、いい気になるな」
得意顔の唯夜に文句を言う夕愛と奈朝。
この三人の関係はそれぞれ、模索中と言った感じだろうか。
主導権をどうにか握ろうと手柄を求めているふしがある。
「おいおい、お前達、一応、生みの親なんだからよぉ、もう少し丁寧に扱ってくれよ」
どうやら、今の真が深い眠りについたので、未来の真が出てこれたようだ。
「真君、唯夜も仲間に出来た。異次元の影響でおかしくなっていた唯夜も戻ったみたいだ」
「ボクはおかしくなってない」
彼方の言葉に唯夜が反論する。