何分、あっという間の出来事だったので、みんな驚く事しか出来なかった。

 目を醒ました唯夜に彼方が告げた言葉は――

「今晩、デートしよう。それが恋人になった印だと思う」
 だった。
 恋人になるという事を確認するイベントとしては文句が無い事だった。
「う、うん」
 唯夜は頬を赤らめた。

 何はともあれ、一瞬、真昼の介入で青ざめたが、何とか、危機を脱出した。