第十章 VS唯夜戦、そして、真昼
唯夜がとうとう顔を出した以上、唯夜との戦いは避けられなかった。
唯夜には色の違う七種類のしっぽが生えていた。
おそらく、それが、タイムマシンの事故の際、唯夜に取り憑いた異次元の何かなのだろう。
それが、唯夜に力を貸して彼女に実体化の力を授けたのだ。
その瞳には奈朝の時と同様に怒りの炎が見え隠れする。
かろうじて抱くという事はエッチをするという意味で、ただ、抱きついただけでは恋人にはなっていないととらえているのか、自分の司る部分を取られたという印象は薄い。
だが、何時、その立場を奪いに来るかも知れない危険な存在として夕愛と奈朝には認識しているようだ。
対奈朝戦の時の様に、彼方の鶴の一声で解決という訳にはいかないのだろうか?
続く。