四体目――

 獅子の顔が四つつながった化け物【ジャデビヨル】と本棚の様な怪物【ミョルエヲ】との戦いが待っていた。

 六体しか居なかったはずのディメンションゴーストの七体目と八体目と戦う事になったのは何故か?
 それは、二回目の戦い【ジャラディコフ】、【ビガヂセウ】戦が無かった事にされて新たに戦いが組まれたのだ。
 【ジャデビヨル】と【ミョルエヲ】を倒しても、今度は九体目として夜をまとった魔神【ヤヤヤセリェ】と十体目として真っ赤なヘドロ【ヘリロロル】が、立ち塞がった。
 また、戦いが無かった事にされたのだ。
 現実世界での常識が通じない異世界の理屈で戦う夕愛達は次第に疲弊してきた。