翌日の朝には登校中の彼方達の前に、美女軍団が現れた。
「な、なんなんですか、貴女たちは?」
夕愛が警戒する。
奈朝も同じだ。
美女軍団はそれだけ、彼女達にとって脅威に感じられた。
女としての脅威だ。
何しろ、自分達と同じ様な容姿を持ち、胸の大きさや腰のくびれなど、魅力をアップさせて来ているような美女達がたくさん現れたのだ。
彼方がそっちの方に行ってしまわないかと乙女心としては不安なのだ。
「私はKAZUHIタイプアルファ。お前達より魅力をアップさせている存在だ」
美女軍団の一人がそう言った。
「な、なんですってぇ!」
奈朝が怒鳴る。
夕愛は呆気にとられた。
何を言っているかよく解らなかったからだ。
「我々は唯夜様に初体験をプレゼントするために存在する」
「我々は唯夜様によって作られた存在」
「唯夜様の邪魔になる存在は排除する」
美女軍団は次々に口を開く。