第六章 夕愛VS奈朝


 待っていたのは――

「待っていたわ、ハッピーリセ、いえ、夕愛。私が最後の相手よ」
「奈朝ちゃん……」
 ついに、奈朝が現れた。
 顔は夕愛にそっくりだった。
 元々、二人とも一日がベースになっているので、当たり前だが、まるで双子の様にそっくりだった。
 違いと言えば、夕愛がロングのストレート、奈朝がポニーテールという所だろうか。
 最愛の一日そっくりなので、彼方はドキドキした。
 夕愛に迫られても、奈朝に迫れれても彼は断りきれないだろう。
 他の部分で解る違いと言えば、夕愛は一日の喜怒哀楽の【喜】の部分が強く出ているのに対し、奈朝は【怒】の部分が色濃く出ている感じがする。
 気性の激しい部分が奈朝に引き継がれているようだ。