反対意見もあって当然だ。
だけど、【大祟り】を倒すには十分過ぎるエネルギーの元が夕愛の元に送り届けられた。
後はそれを一つにまとめて夕愛が倒すだけ――
だったのだが――
「こ、腰が抜けました」
「へ?何言って」
「こ、怖くて……その……」
肝心の夕愛は恐怖のあまり足が竦み、役に立ちそうもなかった。
「ど、どうすれば……あ……」
考える、彼方。
そして、すぐにあることに気がついた。
彼方は夕愛とチャットで話すために、キャラクターを作っていた。
夕愛がダメなら、彼方の使っているキャラクターを使って、エネルギーをまとめて放てば良いのだ。