出会いのタイミングを通りすがりの女性に奪われ、インパクトを気にしていたが、彼にとっては――
 何しろ、よく解らない事をつぶやいて去っていったのだ。
 十分インパクトのある出会いだった。

 一度目の人生で上手く行かなかった彼方と一日。
 だけど、夕愛を通しての、二度目の人生で、二人の接点が再び出来た。

 止まっていた時の針が刻み出す。