「堅物!解ってるよ、俺、お前のそういう頑固な所、結構、好きだぜ」
「ありがとう秀作(しゅうさく)」
「俺らだけで楽しんでくらぁ、いい女がいるかも知れないな~、行かなかった事、後悔すんなよ」
「……しないよ、僕は……」
 友達の高杉 秀作(たかすぎ しゅうさく)の合コンの誘いを断った。
 一日が眠りについてから一年と少しが経っていた。
 彼方は十五歳となり、高校に進級していた。